自動車部品の金型製作・設計を依頼したい方へ!製作へのこだわりをご紹介
自動車部品向けの金型設計と製作は、一筋縄では行かないのが特徴です。製品形状が複雑で大型になるほど、作業員の技術レベルによって品質に大きな差が出るのが一般的。
株式会社一志精工電機は、人材育成に力を注ぐとともに新技術の研究も積極的に取り組んでいます。併せて、安全性への取り組みも徹底。労働災害ゼロを目指して、危険作業の多い金型製造工程の改善やルールの徹底などを行っています。
こちらでは、株式会社一志精工電機の自動車部品向け金型設計と製造におけるこだわりと取り組み内容をご紹介します。金型の依頼をご検討されている方は、ぜひご覧ください。
金型製作へのこだわり
金型製作やプレス加工を行ううえで、株式会社一志精工電機が大切にしているこだわりポイントについて5つご紹介します。
技能向上への取り組み
高品質の自動車部品の製作と金型製作を行うためには、作業員の技能向上がカギになります。金型設計では、最新の技術や過去の知見を織り込み、高品質の金型図面を設計します。
一方で、絞り形状やカットラインなどが複雑になるほど、図面上で完璧に再現することは難しいのが、金型造りの難しいところ。そのため、実機トライの出来などから、金型に精通した技術者の感覚に頼った微調整や追加工が必要となります。
プレスの量産現場においても、不良流出を防ぐカギを握るのは作業員の感覚です。熟練したプレス作業員は、加工時の音や製品・スクラップの形状から不具合に繋がりそうな兆候を掴んだり、不良品を発見することができます。
株式会社一志精工電機では、こうした作業員のレベル向上に力を注いでおり、「金属プレス加工技能士」の2級〜特級の取得者や「放電加工技能士」「仕上げ技能士」「機械加工技能士」といった各種技能資格保有者を有しています。
「加工条件・治具・工具」新技術に挑戦する姿勢
金属加工はとても奥が深く、各金型メーカーでは独自の加工条件やクリアランス値を持っています。株式会社一志精工電機では、長年の自動車部品向け金型設計と製作における多くの知見を有しており、金型製作に活かしています。
加えて、新型の工具や治具を使った、より高精度で高速加工を行う加工にも積極的に挑戦。現状に満足せずに新たな技術に挑むことが、お客様からの依頼とより良い金型設計に繋がっています。
高品質とスピードを追求
図面通りの製品を量産できる金型造りは当然ですが、それをいかに早く完成させるか、といった点も追求しています。金型製作期間にゆとりが持てるのが理想ではありますが、実際には短納期での金型製作を求められることも。
例えば、自動車部品の量産プレスでは、既存金型の破損や量産品の増産、設計変更等によって、早急に更新金型や新規金型の製作が必要となるケースもあります。
株式会社一志精工電機では、こうしたお客様の要請に応えられるよう、品質を維持しつつ製作スピードを向上させる取り組みを行っています。
円滑なコミュニケーション
金型設計や製作の場面では、どうしても各人の作業負荷に偏りが発生しがち。設計やマシニングセンタ、放電加工、仕上げなど、金型製作のステージによって必要な作業が異なるためです。
各作業員の負担を少しでも軽くするために、株式会社一志精工電機では担当者同士がフォローし合える仕組みづくりを構築。手の空いた作業員がフォローに入るなど、部署・チーム全員で助け合うため、日頃からコミュニケーションや意思の疎通を行っています。
内製化率100%の加工パーツ
自動車部品向けのプレス金型は、金属部品やボルト、スプリングなど、数百点に及ぶ部品で構成されているのが特徴です。メンテナンス性や加工数を減らすために一部カタログの標準部品を活用しますが、それでも多くのパーツを一から削り出す必要があります。
そのため、金型メーカーでは一部のパーツは外注化で補うのが一般的です。
しかし、外注先によって仕上がりの精度(狙い値)が変わる場合があり、微妙な誤差の積み重ねで、製品に影響が出ることがあります。株式会社一志精工電機では標準の購入部品を除き、100%内製化することで再現性の高さを維持しています。
労働災害を防ぐ!安全第一の職場作りを目指した取り組み
金型製作は安全性への配慮が必要不可欠。金型の安全性が確保され各種安全装備で守られたプレス加工とは異なり、金型の製作加工や実機トライでは、飛沫による裂傷や挟まれ、巻き込まれなどの危険性が高いのが特徴です。
厚生労働省が公表した平成29年の労働災害発生状況における「平成29年労働災害発生状況の分析等」では、製造業における死亡災害・死傷災害は全体の約3割が「はさまれ・巻き込まれ」によると示されています。
工作機械はその性質上、はさまれや巻き込まれの危険性が高く、重大な労働災害から作業員を守るためには、各種安全対策と安全意識の徹底が重要です。
法律や安全ルールの遵守
労働災害を防止するため、厚生労働省ではガイドブックなどで、機械のリスクアセスメントの実施と安全対策の徹底を求めています。自動車部品向けの金型製作ではこうした法令の遵守は当然ですが、各工程においてより安全に配慮した加工やトライが行うことが肝心。繁忙期であっても無理をしないなど、安全第一の職場づくりを進めています。
安全メガネ着用の徹底
安全性に配慮していても、つい忘れがちなのが安全メガネの着用です。「少しの加工だから」「慣れているから」といった、気の緩みや怠慢によって着用しないケースもあります。そこで、株式会社一志精工電機では、各所に安全メガネを配備して、ちょっとした作業でも確実に安全メガネを着用するように配慮しています。
清掃時間の確保
株式会社一志精工電機では、事務所及び工場内の清掃も徹底。職場を清潔に保つために掃除の時間を確保し、常に不用品の放置や床の油汚れなどが無いよう、社員一丸となった清掃活動に取り組んでいます。
こうした清潔な職場は、仕事への意欲を高め安全性の向上にも繋がる、大切な業務のひとつです。
自動車部品の金型製作・設計を依頼するなら株式会社一志精工電機へ!
自動車部品の金型製作・設計を依頼するなら株式会社一志精工電機へ。株式会社一志精工電機は、金型製作とプレス加工における、品質の向上と安全性に配慮したものづくりの体制づくりを進めています。
社員の技能向上を目指して積極的に資格取得を支援、また新技術や内製化100%への取り組みを実施し、信頼できる金型メーカーとして、全社的なレベルアップを目指しています。
安全のアセスメントも徹底しており、大小問わず労働災害から社員を守る仕組みとルールの遵守を徹底。労働災害ゼロを目指した取り組みを続けています。お客様が安心して金型を依頼できるのが、株式会社一志精工電機の強みです。
自動車部品の金型の見積もりは株式会社一志精工電機へお問い合わせを
会社名 | 株式会社 一志精工電機 |
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代表取締役 | 北角 真一 |
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